引越しの訪問見積もりで、
「比較」と聞くと、
「値段で比較する」
というのが、
一般的なイメージではないでしょうか?
見積もり=見積金額
ただ、ここには落とし穴があって…
中身(内容)があまり重要視されていない
のではないか?
条件(中身・内容)が揃っていない状態で、
値段だけで判断するのって、危険だよね!
ということなんです。
例えば…
スーパーで、晩ごはんのカレー用に
お肉を探していたとします。
「300g → 380円」のお肉と、
「400g → 500円」のお肉があったとして…
安いからという理由だけで、
380円のお肉を手に取る
なんてことしませんよね?
300gでは足りないかも知れませんし、
産地だって気になるでしょうし、
牛肉か、豚肉か?
ということだって…
これは、
引越し業界最大手で営業経験のある私が
契約を取ることしか頭にない 引越し業者の営業マンを相手に、
対等に渡り合えるようになるための アドバイスをするブログです。
誰を信用して良いのかわからないから、
初対面の営業マンに依存してしまう。
そんな危険な状態から抜け出したい…
もし、あなたがそう考えるなら、
きっとお役立ていただける内容に
なっているはずです。
この記事では、
訪問見積もりを攻略するために、
- 見積もりの条件を揃えること
- 値段ではなく、中身で比較すること
について、そのやり方にフォーカスして解説していきます。
引越しで失敗しないため、
業者選びで失敗しないために、
提案内容(中身)で比較できる
ようになってみませんか?
今回は、
「信頼できそうな引越し業者の見つけ方」
というテーマでお話しさせていただきます。
条件がバラバラだと比較しても意味がない!?

引越しにおいて、
条件が変われば「見積金額が変わる」
これは前提として覚えておいてください。
条件とは…
- 引越し日
- 開始時間
- 荷物量
- 引越し先(の場所)
- オプションの有無
などがあります。
引越会社が同じでも、「条件が変わる」と見積金額が変わる可能性もあります。
USK「複数の引越し業者」から見積もりを取る場合、条件を揃えておくという考え方が大切になってきます。
条件が揃っていないと…
- 比較することができない
- 比較しても意味がない
ということになってしまいますから…
条件を揃えるために必要なこと
「条件を揃える」ために、知っておいてほしいことがあります。
それは…
自分で「出来ること」と「出来ないこと」がある、ということです。
まず、自分で出来ることは…
- 引越し日
- 開始時間
- 荷物量
- 引越し先(の場所)
自分で出来ないことが…
- オプションの有無
オプションの中には、自分たちでは「必要かどうか?わからないもの」があります。
代表的なものが、「冷蔵庫」です。
戸建てへの引越しで、
キッチンが2階以上にある場合…
作業員が手運びで、上げられるかどうか? ということが、自分たちでは判断することができません。
こういうものは、
引越し業者(営業マン)に提案してもらわないとわからないんです。
ここで大切になってくるのが、
1社目の営業マンが「ちゃんと提案をしてくれるのか?」という事です。
例えば冷蔵庫の場合、
引越し業者によって意見が分かれることがあります。



作業員が上げられるかどうか? 五分五分なので、当日判断しましょう!
という引越し業者もあれば、



上げられるかどうかわからない場合、 ユニック車を手配しておくことになっています。
という引越し業者もあります。
イメージとしては…
後者(ユニック車を見積もりに入れてもらう方)を先に呼んで、
2社目以降はその条件で見積もりを取っていく(揃えていく)というやり方です。


条件を揃えることを考えた場合、
必要なことは、提案力がある業者を1社目に呼ぶということです。
→準備中【訪問見積もりをコントロールする】
百戦錬磨の営業マンに対峙しているということを忘れてはいけない理由
せっかく1社目の営業マンに、
良い提案をしてもらったのに…
2社目・3社目の見積もり時に、
条件を揃えるようお願いしても、
営業マンに拒否されることがあります。
営業マンの中には、
- 金額を安く見せれば、契約が取れる。
- 安くしなければ、契約が取れない。
と考える人も、一定数存在します。
そういう営業マンたちは、見積金額が高くなるような提案をしたがりません。



ユニック車を手配して、もし使わなくても料金は引けないんですよ!



作業員が上げられるかも知れないのに、勿体ないですよ!
など、言葉巧みに言ってきます。
でもここで、引き下がっては駄目です。



比較するために、条件を揃えておきたいんです。もし、可能性があるなら入れておいてください
と伝えるようにすると良いと思います。
ちなみに、



伺った寸法(階段)なら、確実に上げられます。
弊社(うち)の作業員はレベルが違います。絶対にユニック車は必要ありません。
くらい自信がある営業マンが居たら…
見積書にそのように記載しておいてもらえるなら、その見積もりで受けても良いと思います。



営業マンが言ったこと(約束)は、全て見積書に記載してもらうことが大切です。
また、
ユニック車を手配する料金が決まっていて(変動しないという意味)、その金額を単純にプラスするだけで良いなら、比較することは可能です。
ただし、こちらもその金額と変動しないということを、見積書に明記してもらうようにしてください。
例)ユニック車 ◯◯円〜
という(〜)表記は駄目です。
ここだけは絶対にチェックしておきたい!(見積書の見方)


見積書を比較しようとしたとき、
体裁(フォーマット)が業者によって全く違うという事に、驚愕すると思います。
どこに、何が書かれているか?
バラバラでわからない…
「表記名」や「使っている言葉」も違うので…
そのままでは、
見難いし、比較することが出来ません。



引越し業界では、その会社だけで使っている用語が、当たり前のように使われています。 (パンフレットや見積書など)
「わからない」が当たり前なので、
わかる(理解できる)言葉に、訳してもらう必要があります。
引越し業者(の営業マン)には、説明責任があるので、一つ一つ聞いて、確認していきましょう!



「トラックのサイズはどこに書いてありますか?」
「トラックのサイズは、何トンですか?」
その会社「特有の記号など」で記載されている場合などがあります。



「作業員は、全部で何人ですか?」
表記された人数の他に、ドライバーが居る場合があります。



「引越しの開始時間はどこに書いてありますか?」
などなど…
見積書のチェックポイントはここ
見積書をじっくり確認して、
「?」の部分を質問して、
見積書に記載されていることを、
理解できたと思えたら…
チェックポイントを確認していきます。
引越し予定日や、 引越し元・先の住所を確認するのは、大前提として、その他「比較ポイントとなる項目」を確認していきます。
比較ポイントとなる項目は以下の通りです。
- トラックサイズ
- 作業員の人数
- 開始時間
- オプション
- 梱包資材のサービス分
- その他サービス品
- 支払い方法
これらを、各社で比較していきます。
ここで注意してほしいのが、
「積み切り」
というワードです。
見積書の中に、このワードが記載されていて、特に説明もないとしたら…
その業者は使わない方が無難です。
とても危険です。
「積み切り」とは、



用意したトラックに積める分だけ運びます
という意味です。
積み切れない荷物があれば、
- 自分たちで運ぶか?
- 追加料金を払って運んでもらうか?
の2択しかありません。
それを説明することもなく、 契約を進めようとする業者がいるとしたら?
こんな危険なことはありません。
口約束は信用しない!が得策
営業マンというのは基本的に、
耳障りの良いことを言ってきます。
「契約を取りたい」一心で、
メリットを並べ立てるものなのです。
それ自体は悪くないのですが…
そのこと(耳障りの良いことやメリットなど)が見積書に記載されていないとしたら?
営業マンが言ったことや、約束したことが、実行されない可能性があります。
どうして、
このようなことが起こってしまうのか?



営業マンの役割は、
「訪問見積もり〜成約(契約)」まで
という業者が多いんです。
契約後、サポートしてくれるのは、
引越し業者の事務スタッフです。
契約後の、「引越し内容の確認」や「各種手配」などが主な役割です。
事務スタッフは、見積書など「訪問見積もり当日に営業マンが作成した書類をもとに」確認や手配等を進めていきます。
当日の作業員も同様で、 「見積書を見て」作業を進めていきます。
見積書がすべて…
見積書に記載していないことは、 「実行されない可能性がある」と考えておくべきです。
信頼できる営業マンはここが違う!


- 信頼できる人
- 信頼しても良い人
ってどういう人でしょう?
個人的には「約束を守る人」 だと思っています。
営業マンとお客様の関わりは、
見積もり時だけ…
もちろん営業マンは、
そのことを理解しています。
見積もりが終わって家を出たら、
次の見積もりで別のお客様宅へ訪問します。
引越し当日だって、
他の誰かの見積もりを作っている…
何が言いたいのか?というと…



営業マンからしたら、そのお客様と関われるのは、見積もりのときだけなんだから、
その時に言ったことには責任を持って、
社内で共有しておかなければならない
ということ。
そのことを理解している、
「信頼できる」営業マンは、
自分が言ったこと(お客様とした約束)を、見積書にわかりやすく記載しているはずです。
そういう営業マンが、
「信頼に値する誠実な人」
と言えるのではないでしょうか?
引越し当日、自分はそこに居られない。
それがわかっているからこそ、
お客様に安心していただくために、
お客様にもわかるように、
「見積書に記載」しておくんです。
約款や保険について、十分な説明ができているか?
また、ルールを守る人も
信頼できる人と言えると思います。
引越しの訪問見積もりでは、
「約款」を説明しなければいけない
という決まりがあります。
約款(やっかん)?
なんだか難しい話しになってきたなぁ…
よくわからないと思うので、
ここでは「約款=ルールブック」として
簡単に説明します。
約款(やっかん)、 正式には…
「標準引越運送約款」といって、 国土交通省が、引越しトラブルを未然に防ぐために定めたルール(決まり)です。
「約款=ルールブック」ですから、
一方が知らないという状況はアンフェアです。
営業マンは、訪問見積もり時にこれ(約款)を提示しなければならないという決まりがあります。
決まりでは「提示すること」なので、
約款が記載されている箇所を提示して、
「後で読んでおいてください」
でも良いのですが…
聞き慣れない、難しい言い回しで
書かれた約款はとてもじゃないけど、
読んで理解することはできません。
これが標準引越運送約款です。


読む気にもなれません…
ではここで、信頼に値する、
誠実な営業マンならどうするか?
分かりやすい言葉で、
簡単に要約してくれるはずです。
自分(営業マン)が2社目以降なら、
すでに説明を受けているかを、
確認してくれるはずです。
引越安心マークの説明をどのようにしているか?を見る!
引越安心マークとは?
国土交通省のウェブサイトに、以下のような記載があります。
全日本トラック協会において、平成26年度に創設された「引越事業者優良認定制度」は、安全・安心な引越サービスを提供すると全日本トラック協会が認めた引越事業者を、引越優良事業者として認定するものであり、該当事業者には優良事業者の証として「引越安心マーク」が交付されます。
簡単に説明すると…
全日本トラック協会というところが、
引越し業者を調査して、
基準をクリアした引越し業者に、
優良事業者として認定した証(あかし)として、
引越し安心マークを交付している。
ということ。
一言でいうなら…
「トラック協会のお墨付き業者」だということ。
これがどう「信頼できる営業マン」を
見極めることと関係があるのか?
「引越安心マーク」を取得している引越し業者を使うということは…
利用者側最大のメリットとして挙げられるのが、相談窓口がトラック協会にあるということです。
引っ越しで、
トラブルが発生してしまった場合、
引越し業者に申告しても、
納得できる回答がもらえない場合があります。
(むしろそっちが多い)
そこで、第三者機関であるトラック協会の窓口に相談することができるようになっています。
また、引越し業者はトラブルがあれば、トラック協会に申告する義務があります。



これらをちゃんと説明してくれる営業マンって、 信頼しても良いと思いませんか?
多くの場合、



うち(弊社)は、引越安心マークを取得しているので安心です!
くらいしか説明しないのではないでしょうか?
まとめ


この記事では、
訪問見積もりを攻略するために必要な
「比較すること」について掘り下げてみました。
- 引越しで失敗しないため、
- 業者選びで失敗しないために、
「自分たちが選ぶんだ」という意識が大切です。
今回は「信頼できそうな引越し業者の見つけ方」というテーマで、お伝えさせて頂きました。
次の記事では、いよいよ最終段階!
「百戦錬磨の営業マンと交渉する方法」
について、お伝えさせていただきます。
「交渉って実はそんなに難しくない」ということを簡単にわかりやすく解説しています。
→訪問見積もり攻略の3ステップ(その3) 【交渉編】はこちらから>










