- 引越しの見積もりってどうやって取るの?
- 訪問見積もりではどんなことをするの?
- 何を準備しておけば良いの?
こんな疑問や不安はないでしょうか?
ここでは実際の訪問見積もりが、
どのような流れで行われるのか?
見積もり中に引越し業者から
どのようなことを聞かれるのか?
ということについて、
お伝えしていきたいと思います。
USK私は、引越し業界最大手の会社で営業をしていた経験を活かして、失敗しない引越しを実現するための情報発信をしています。
この記事を読めば、訪問見積もりの流れが明確になり、注意するポイントや、どんな準備しておけば良いかがわかります。
不安になるのは引っ越しが、
- 目で見て選ぶことができない
- 料金形態が不透明(見えない)
だからです。
このブログでは、
業界の裏側や営業マンが何を考えているのか?
どのように見積もりが出されているのか?
そのカラクリをお伝えすることで、引越し業者と対等に交渉できるようになって頂きます。
目指すは、
- 丸め込まれない
- 騙されない
- カモられない
訪問見積もりの流れ
まずは全体像をイメージして、そのあとで詳細の解説をしていきたいと思います。
【図解】全体像をイメージする
- 挨拶
- ヒアリング
- 荷物確認
- 提案(会社の説明)
- 見積書提示
- 意思確認
引越し業者(営業マン)によって、多少の前後はありますが、上記が一般的な流れとなります。
聞かれること
【2.ヒアリング】で聞かれることは、
- 引越し予定日
- 希望する時間帯
- 引越し先の住所
- 引越し先の環境(建物の条件や道幅)
- 過去の引越し経験について
- 相見積もりの状況について
- 梱包や開梱はどうするか?
- エアコンの移設はあるか?
- エアコンは何年使用しているか?
- 新居での設置位置について
- その他のオプションについて
などがあります。
特に事前の準備(確認)が、必要なものを挙げておきます。
「引越し先の環境」について
引越し先が戸建てなら…
幹線道路から新居までの道幅を確認します。
これは荷物量から4tトラックが割り出されても、大型トラックが入って行けない場合があるからです。
また、新居の前にトラックが停めておけない場合もあります。
その際は、トラックを停めて置ける場所がどの辺にあるか?その場所から新居までの距離を聞かれることもあります。
基本的には、新居の周辺をグーグルマップなどで確認して行われます。
新居がマンションの場合は…
トラックを停める場所からエレベーターまでの距離や、エレベーターの収容人数、エレベーターから部屋までの距離などを聞かれます。
また、管理人さんが居る時間帯なども確認されることがあります。
エアコンの移設について
エアコンの移設がある場合に、聞かれることに「使用年数」があります。
この質問の意図は、配管の交換が必要かどうかを把握するためです。
1年以上使用している場合は、交換を勧められることが多いので、
「2〜3年」などでよく、正確な年数を調べておく必要はありません。
エアコンは移設費用の他に、
- 配管の交換
- コンセントの交換
- 電圧切替
- 配管カバー
- 取り付け場所による追加費用
など、追加費用が発生する可能性が高いため、見積もり時に営業マンに、確認しておくのがおすすめです。
どんなことをやるの
【3.荷物の確認】では、全ての荷物を確認されると思っておいて良いでしょう。
家具や家電はその大きさを確認して、ダンボールに入るものは、ダンボール何個分として計算していきます。
例えば「納戸」や「押し入れ」を見た営業マンは、収納されているものがダンボール何個に収まるか、瞬時に計算することができます。



ここでの事前準備としては、処分する(新居に持っていかない)モノを決めておくことです。
荷物の量は引越し料金に直結します。
営業マンのここをチェック
荷物(量)確認の次は
【4.提案(会社説明)】です。
ここは、「2」のヒアリングと、「3」の荷物(量)の確認を元に、営業マンが引越しプランを提案する場面です。



その会社の「特徴」や「強み」が説明される重要なパートです。
特に注意してチェックしておきたいのが「保険」と「オプション説明」について、営業マンがどのように説明するかです。
信用に値する営業マンが見えてきます。
保険についての説明
ここでは補償範囲を、明確にわかりやすく説明しているか?という点をチェックする必要があります。
もし、



「うちは会社で保険に加入しているので安心です」
と言う営業マンが居たら信用しないほうが良いでしょう。
「無責任かつ不用意な発言」です。
もし躊躇なくこの「安心発言」をする営業マンが居たら、要注意です。
ほとんどの引越し業者は保険に加入していますが、補償されることは少ないと考えておくと良いでしょう。
「保険に加入している」ということと、「ちゃんと補償される」はイコールではありません。
<保険に加入している=補償される>
ではないということです。
まず、引越し業者の保険を使って補償する場合、「引越し業者の過失」ということが明らかにされなければなりません。
作業員が目の前で物を壊す(または傷つける)か、作業員本人が申告しなければ、引越し業者の過失を証明することが難しいのです。
この事を知っている営業マンが、「うちは会社で保険に加入しているから安心ですよ」というのは無責任にも程があるということです。
オプション説明について
一例ですが、オプションには以下のようなものがあります。
- 梱包や開梱作業
- エアコンの移設(配管の交換)
- ユニック車
ユニック車というのは、 キッチンが2Fにある戸建ての場合、階段で冷蔵庫を上げられないときに使う、クレーンがついた車両のことです。
手配すると別途料金が発生します。
これも営業マンによって差が出るところです。



「契約」しか見ていない営業マンは、少しでも安く見積もるために、別途費用が発生するオプションを、あえて見積もりに計上しない方法を取ります。
引越し当日に追加費用が発生してお客様が嫌な思いをしても関係ないのです。
- 「五分五分だから…」
- 「必要ないかも知れません」
- 「当日判断しましょう」
が彼らの常套句です。
保険やオプションの説明シーンでは、その営業マンを信頼すべきかどうかがわかる重要なパートになります。
引越し当日に追加費用が発生する可能性や、発生するとしたらどの程度の費用が掛かるのか?
見積もりに含めないにしても、キチンと説明すべきです。
注意するポイント
引越しの訪問見積もりで注意すべきポイントは以下の通りです。
- 各社条件を揃えて検討する
- 業者同士のバッティングを避ける
- 営業マンは即決を迫ってくる
- 契約前にダンボールは貰わない
条件を揃える
例えば先程のユニック車については、「当日判断しましょう」という業者もいれば、「最近の分譲住宅は階段幅が狭いので、このサイズの冷蔵庫だと階段で上げられない可能性が高いです。だから見積もりにユニック車を入れておきますね」という業者もいます。
ちなみにユニック車を当日判断にした場合のデメリットは、ユニック車の手配が翌日以降になる可能性が高いということです。
その場合引越し当日は、冷蔵庫を玄関先などに仮置きして帰ることになります。
また、当日判断にした場合に掛かってくるユニック車を手配料について把握できていない点です。いったいいくら掛かるかわからないというのは不安が残ります。
オプションを含めるか、含めないかは、引越し業者(営業マン)によって差が出てしまいます。
どこを最初に呼ぶか?
要・不要の是非は別として、見積もりを比較する場合には、条件を揃えておく必要があります。
ユニック車込の料金と、含めない料金では、当然ですが含めないほうが安く提示されます。



なるべく安く見せたい業者は、冷蔵庫が上げられないかも知れないという可能性すら伝えずに見積もりを提示してくるかも知れません。
そういう業者が最初に見積もりを出すと、2社目以降に、その可能性を知ることになります。
できればそういう事を教えてくれる業者を先に呼んでおきたいですよね?
業者同士のバッティング
訪問見積もりで注意したいのは、業者同士のバッティングです。
せっかく時間をズラして設定しても、2社目、3社目となると時間に遅れてくる業者が出てきます。
もし同席となったら、1社ずつしっかり提案を聞くことができなくなってしまいます。
このブログでは、引越し業者を選ぶ際は、料金ではなく提案内容で選ぶことをオススメしています。



料金は比較検討後、任せたい引越し業者が決まった後に交渉して調整します
即決を迫ってくる
予定している見積もりが出揃う前に、業者を選ぶことはしたくありませんよね?
しかし現実は、多くの営業マンが「即決」を迫ってきます。
あなたは、それを回避し続けなければなりません。
「初期見積もり」を額面どおりに受け取る必要はありませんが、料金交渉をやりすぎないことはポイントです。
即決を回避する方法は、以下の記事に詳しく書いてありますので参考にしてみてください。


契約前にダンボールは絶対に貰わない
引越し業者の中には、契約していないのにダンボールを置いていこうとする乱暴な業者もいるみたいです。
そのような場合、絶対に受け取らないでください。どのような事を言われても受け取っては駄目です。
結局その業者を選ばなければ、自費で返却することになってしまいます。
必要な準備
訪問見積もりを受ける前に「最低限これだけは準備しておいたほうが良い」というものが以下になります。
- 引越し予定日
- 引越し場所の情報
- 持っていくものを決めておく
- エアコンの情報
引越し予定日の設定
「いつ」または「いつ頃」引越しをする予定なのか?ということは決めておく必要があります。



限定日を設けない場合、例えば「9月の中旬」や「9月で土日ならどこでもOK」などなら引越し業者の方で、安いところで提案してくれる場合があります。
引越し場所の確認
荷物量が把握できれば、必要なトラックのサイズを割り出すことができますが、そのトラックが新居まで入っていけるか?ということを確認しておく必要があります。
そこで必要になってくるのが、「道幅」です。
新居前の道幅や新居までのアプローチで道幅が狭いところがないか事前に確認しておく必要があります。
建物条件も必要です。
戸建ての場合は、キッチンが2階以上なら階段幅や階段の仕様を確認しておく必要があります。
階段幅が狭い場合、ユニック車が停められるスペースがあるかなども必要かも知れません。
マンションなら、トラックを停める場所からエレベーターまでの距離、エレベーターの収容人数(サイズ)などが必要ですし、管理人が常駐しているかどうかや勤務時間などが必要になってきます。
持っていく荷物を決める
引越しの見積もりは、持っていく荷物の量がベースになります。
やはり処分する(新居に持ち込まない)ものは決めておいたほうが良いでしょう。
エアコン移設
エアコンを持っていく場合、ざっくりと使用年数も確認しておくと良いと思います。
エアコン移設にかかる費用の他に、配管交換やダクトカバーなどオプション料金が発生しますので、そのことも検討しておく必要があります。
まとめ
ここまで引越しの訪問見積もりの流れについてお伝えしてきました。
本記事では、全体像をイメージできるということを目的に書かせて頂きましたので、チェックポイントや交渉術などを知りたいという方は、以下の詳細記事を参考にしていただけると嬉しいです。













